文化・習慣

行く前に知っトク!台湾式「朝ご飯」のすすめ

2020年7月13日

どうも!台湾でら好き易者、晋之助です。(「易」についてはこちらの記事へ)

台湾といえばグルメですよね。しかし「夕飯は夜市でいっぱい食べたから、朝はゆっくりホテルの朝食で済ませばいっか!」なんて考えているあなた!甘いッ、甘すぎます!

台湾の本場タピオカミルクティーぐらい甘すぎます!(日本の倍くらい甘い)

夜市よりさらにローカルさたっぷりの料理を楽しめるのが、台湾の朝ご飯屋さん「早餐店(ザオツァンティエン)」です。スープなどのあっさり優しいメニューから、朝からガッツリお腹に溜められるようなものまで、早餐店のラインナップはとても豊富。台湾の至るところにあるので、宿泊するホテルの近くにもきっとあるはず。

今回は台湾式朝ご飯のメニューや注文方法など、台湾での「早餐(朝ご飯)」の楽しみ方をお伝えしていきます。

この記事を読めば、朝は早餐店に行くことが台湾観光のルーティンになること間違いなし。早速チェックしていきましょう!

 

台湾の「朝ご飯屋さん」とは?

早餐店は毎日混んでます(でも回転速い)

台湾人は朝も夜も外食

台湾グルメを楽しめるのは、夜市だけではありません。以前に「夜市」についての記事でも書いたように、台湾人にとって食事といえば外食。共働きが多いことや、都心部のアパートにはキッチンが付いていないなどの理由から、ほとんど毎日食事は外で済ませます。

夜市についての記事はコチラ。

毎日でも飽きないくらい早餐店のメニューは豊富。ひとつのお店だけでも一度だけでは注文しきれないので、二度三度訪れたくなること間違いなしです。

 

もちろんリーズナブルな価格

「毎日外食?なんて贅沢!」と日本の感覚だと思いますが、やはりそこは台湾。朝ご飯は日本円で300円もあればお腹いっぱいになるくらい食べられます。

台湾に住んでいる知り合いが言っていましたが「台湾では自炊より外食の方がコスパが良い」のです。リーズナブルな価格でおいしい台湾グルメが毎日でも食べられる。なんて素晴らしいんだ台湾!

 

「朝ご飯屋さん」なのに夜もやってる?

台湾式の朝ご飯屋さん「早餐店」はお昼前後に閉まってしまうお店が多いのですが、嬉しいことに夕方や夜間まで開いているお店もあります。

夜になって「小腹が空いたけど台湾まで来てコンビニもなぁ。でも夜市はちょっと遠いし。。」なんてときにはピッタリの選択肢です。

台湾へ出発する前に、ホテルの近くにある早餐店を必ず見つけておきましょう。そして営業時間を必ずチェック!いついかなるときも台湾グルメを楽しめるように、事前にリサーチすることをオススメします。

 

台湾式朝ご飯のおすすめメニュー

早餐初挑戦のときにホテルのお姉さんに教えてもらったメニュー

台湾版ナンの「燒餅(シャオビン)」

photo by magerai

「燒餅(シャオビン)」とは簡単にいえば台湾版「ナン」のようなもの。外はサクサク、中はモチモチ。小麦粉で練った生地を鉄板などで焼きます。

燒餅は単体で食べるより、玉子焼きや豚肉などの具材を挟んで食べるのが一般的。また、早餐店で一緒に買える油條(揚げパン)を挟むのもアリ。焼きたてのサクッと香ばしい燒餅と揚げたてのフワフワ油條のマッチングは、なかなか日本では味わえない組み合わせです。

早餐店の人気メニュー2つを同時に食べるってのはツウなもんです。

 

揚げパン「油條(ヨウティアオ)」

photo by josh

小麦粉で作ったパンをたっぷりの油で揚げるのが「油條(ヨウティアオ)」です。台湾式揚げパンと言われていますが、日本の揚げパンのように甘いわけではありません

油條といえば朝ご飯の名脇役。上で書いた燒餅はもちろん、スープや豆乳、おかゆなどに浸して食べるのが台湾式です。フワフワした油條には味が染み込みやすいので、つけパン・ひたパンとして汁物や飲料など何にでも合うのがニクいです。

 

温冷選べる甘い豆乳「豆漿(トウジャン)」

photo by josh

台湾朝ご飯のお供といえば豆乳の「豆漿(トウジャン)」。甘いという意味の「甜」をつけて「甜豆漿(ティエントウジャン)」とも呼ばれます。

台湾の豆乳は日本のものに比べて豆乳独特の豆っぽさが薄く、あっさりとしていて飲みやすい味です。「日本の豆乳は苦手だけど台湾の豆乳なら全然イケる」という人がいるくらい。

アツアツで優しい味のスープとして飲むなら「熱(ラァ)」を、ゴクゴク飲める冷たいドリンクとして飲むなら「冰(ビン)」が選べます。また、その中間の「溫(ウン)」を選べるお店もあるので注文前にメニューをチェックしておきましょう。

 

豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」

photo by whity

甘い豆乳「甜豆漿」に対して、「鹹豆漿(シェントウジャン)」は塩味の豆乳スープ。ご想像の通り「鹹」がしょっぱいという意味です。

エビやネギなどたくさんの具が楽しめるスープなのですが、「豆乳」といってもスープをかき混ぜると豆腐のように固まった部分がところどころに。これは少量加えられた酢や塩によって豆乳が凝固されてできているのだそう。またこの豆腐もどき(?)のホロホロ感もたまりません。

鹹豆漿はパクチーが入っていることも多いので、苦手な人は「不要香菜(ブー イャオ シャン ツァイ)」とお店の人に伝えましょう。

 

台湾おにぎり「飯糰(ファントゥアン)」

俵状の台湾式おにぎり、それが「飯糰(ファントゥアン)」です。具は卵焼きや油條(揚げパン)などお店によって違いますが、共通なのがそのボリューム。

ちょうど手のひらくらいという大きさの上に、結構ギチギチに固まっているぎっしりのご飯。なんというか、ボリューム満点すぎます。

よっぽどお腹が空いている人や大食いに自信がある人以外は、シェアをしたり小分けにして食べるのがいいですね。

 

卵焼き入りクレープ「蛋餅(ダンピン)」

photo by 小 薛

クレープとはいっても甘くない朝ご飯の人気メニュー「蛋餅(ダンピン)」は、モチモチの小麦粉の生地と卵焼きを一緒に焼いて巻いたもの。甘い醤油ベースのタレをかけて食べます。

蛋餅はトッピングのバリエーションが幅広く、ネギ・チーズ・ハム・ベーコンなど「飽きってくるの?」というくらいいつまでも楽しめる朝ご飯。

ただ、初めて蛋餅を食べる場合は、一番ベーシックな「原味(ユエンウェイ)蛋餅」がオススメ。原味はオリジナルという意味で、蛋餅本来の美味しさを味わうことができます。

 

台湾式の大根もち「蘿蔔糕(ルオボーガオ)」

photo by Ray Yu

これも忘れちゃいけない「蘿蔔糕(ルオボーガオ)」は日本語で大根もちという名前で親しまれているポピュラーな朝ご飯。粗めに刻んだ大根と米粉を混ぜて鉄板で焼いたメニューです。

こんがり焼くので表面はパリサク、中身はフワモチ。大根もちと言ってもあまり大根の味は感じません。そもそもこの蘿蔔糕自体があっさりとしていて味はないので、醤油やソースでいただきます。小腹を満たすときに最適です。

 

中国語での注文やり取りフレーズ

注文前に

台湾の朝ご飯屋さん「早餐店(ザオツァンティエン)」の人気のお店は、開店直後でないと行列ができていることも珍しくありません。それでも回転が速いのはテイクアウトを選ぶお客さんが多いからです。

というわけで、列に並んでいて自分の番が来たときに最初に聞かれるのは、まずこのフレーズ。

  • 內用外帶? (ネイヨン、ワイダイ?)
    =中で食べますか?持ち帰りにしますか?

・中で食べるなら內用(ネイヨン)
・お持ち帰りにするなら外帶(ワイダイ)

と答えましょう。でも聞き取れなかったり伝えられなかったりしたとしても、指差しで店内か店外を表現することになると思いますがそれで全く問題ありません。

ちなみに店内を選択したときは、空いている席にササっと座りましょう。店員さんは忙しいので案内してくれることはまれ。食べ終わった食器があっても、人がいなければ遠慮なく座るのが暗黙のルールです。

 

注文するとき

もし店内で食べることにするなら、注文のときは備え付けの注文用紙に数量を書いて渡すだけなので簡単。とはいえテイクアウトするときだって、注文するのはそんなに難しいことではありません

困ったときの指差し確認!注文したいメニューを指で指しながら「これがほしい」と伝えられればOKです。

  • 我要這個 (ウォー イャオ ジェガ)
    =私はこれがほしいです

我 要 ~(ウォー イャオ ~)で「私は~がほしい」
這個 (ジェガ)が「これ」

という意味です。2つ以上注文したいときは「我要這個、這個、這個!」という感じで「これ」を繰り返し使ってみると通じます。

 

お会計

テイクアウトするときは流れでお会計になるので特に難しいことはないのですが、今度は店内で食べた場合の方が少しだけハードルが上がります。

店内で朝ご飯を食べ終わったあと、どうやってお会計すればいいのかちょっと戸惑います。そんなときはこう言えば大丈夫。

  • 謝謝!多少錢?(シィエ シィエ!ドゥオ シャオ チェン?)
    =ありがとう!おいくらですか?

・謝謝の発音は厳密にいうとシェイシェイではなくシィエシィエ
・そして「おいくらですか?」は多少錢(ドゥオ シャオ チェン)?

と言います。多少錢?は観光中にいろんなところで使う言葉なのでぜひ覚えておきましょう

値段はあらかじめメニューから計算しておくことをおすすめしますが、お会計のときに口頭で言われてもよく分からない場合は、店員さんが気を利かせて電卓で数字を見せてくれるお店もあります。あるいは自分からスマホの電卓機能で数字を押してもらってもいいですね。

 

まとめ

夜市と並んで「台湾2大グルメスポット」と言っても過言ではない、台湾の朝ご飯屋さん「早餐店(ザオツァンティエン)」をご紹介しました。

では今回の記事をおさらいしましょう。

おすすめの朝ご飯メニューや注文時の簡単フレーズも含めて、ぜひ早餐店を訪れるときに活用してみてくださいね。次の台湾観光は早餐店を楽しむことで朝から充実したものになるはずです!

  • この記事を書いた人

しんのすけ

1986年、愛知生まれ。アメリカの大学卒業。金融危機下でなんとか就職するも、会社の歯車として働くことに疑問を感じていた。その後「やりたいことをやる」という信念のもと、現在に至るまで7社5職種+独立・起業のキャリアを経験。プライベートでは易学の研究や中国語の勉強も。台湾が大好き。

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