八卦

6. 坎(かん) -易経・八卦-

2020年8月21日

坎(かん)について

キーポイント

☵(坎・かん)の卦は水を表しています。静的な陰が上爻と下爻にあって中爻の動的な陽を挟み込んでいることが、水のように流れている様と見て取れます。また☵を横に倒すことで、坎の卦が「水」という文字の象形ということも分かります。

 

性質

水は低きに流れていきますので、坎の性質は「陥る」ことと言えます。一陽が二陰に挟まれていることから、流れゆく先は地や穴などの明るさが限られているところ、すなわち坎には暗さという意も併せ持っています。

 

象意・関連ワード

流れる、濡れる、泣く、低い、暗い、冷たい、憂い、変わる、災い、思想、法律、労

 

坎の占考

方位

 

十干・十二支・九星

十干:壬、癸

十二支:子

九星:一白水星

 

天象

雨、雪、霞、寒冷、水害

 

季節

 

時間

午後11時から午前1時までの2時間

 

人物

中男、思想家、哲学者、法律家、医者、病人、飲酒家、亡命者、黒幕、貧困者、盗賊

 

性格

考え深い、寡黙、苦労人、陰気、非情

 

人体

腎臓、膀胱、生殖器、肛門、血などの体液、鼻孔、耳、背骨

 

動物

四足の動物、労働馬、狐、犬、夜行性動物、水棲動物

 

事物

油、脂肪、酒、塗料・染料、インク、飲料、弓矢、薬品

 

場所

河川、井戸、泉、水中、暗い場所、寒い場所、漁場、墓地、葬儀場、牢獄、浴場、便所、洗面所、水族館、医院、貧民街、床下

 

状態

冷たい、暗い、穴が空いている、不快な、不良な、不気味な、流れている、芯の通っている

 

易数:六

五行(水):一、六

 

黒色

 

物価

下落、底値のものは上昇するが小幅

 

病気

腎臓・膀胱・尿道などの疾病、血液の病、生殖器の疾病、痔、食中毒、下痢、耳・鼻の疾病、背骨の疾病

 

病勢

病が体に根付いて治療が困難、下痢・悪寒・激痛・疲労困憊などを感じる状態

 

(参考:鹿島秀峰「現代易占詳解」ほか)

 

  • この記事を書いた人

しんのすけ

1986年、愛知生まれ。アメリカの大学卒業。金融危機下でなんとか就職するも、会社の歯車として働くことに疑問を感じていた。その後「やりたいことをやる」という信念のもと、現在に至るまで7社5職種+独立・起業のキャリアを経験。プライベートでは易学の研究や中国語の勉強も。台湾が大好き。

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