環島旅中に宿泊しました、
台湾各地のゲストハウスを
個人レビュー付きで紹介します。
僭越ですがレビューは以下5項目、
「価格・接客・立地・施設・充電」
それぞれ5段階で個人的に評価しました。
「★3つ」が平均的な評価ですが、
初日に泊まった台北のお高い宿以外は
全て平均以上の良宿です。
今後このページを見て環島に挑戦する方に
自信を持っておすすめできるお宿です。
ちなみに台中だけは知り合いのお家に
泊まらせてもらいました。
* 宿名の末尾にある数字は個人的評価の点数です
予約方法は?
Booking.com だけを使って、
口コミの評判を確認しながら
予約していました。
予約するタイミングは
宿泊先の街に着く3,4時間くらい前。
週末や人気宿の場合は、
もう少し早めでも良いかもしれません。
予約したいときに満室だと悲しいので、
環島出発前にお気に入りリストを作成して
各地の宿候補を複数リストアップしました。
私は心配性なのでリストアップしましたが、
「行き当たりばったりも旅の醍醐味!」
という人はここまで必要ないかもしれません。
それでは各地ゲストハウスの紹介です。
Day 0 - 台北: Bouti City Capsule Inn (3.6)
台北駅から徒歩5分圏内にある、
立地最強のゲストハウス。
施設も清潔でとても快適でしたが、
宿泊費が高かったことが玉にキズ。
安くていいゲストハウスは
他にも絶対あるはず。
Bouti City Capsule Inn (璞邸城市膠囊行旅)
* Booking.comに飛びます
1泊 1,633元 / ドミトリールーム(土曜夜 料金)
* 中国大陸の連休だったので割高
価格:★★☆☆☆
接客:★★★☆☆
立地:★★★★★
施設:★★★★☆
充電:★★★★☆
個人的評価:3.6 / 5.0
【備考】
・自転車は屋内に駐輪可
・洗濯機あり、屋外階段に物干しスペース
・個別ロッカーあり
Day 1 - 苗栗: Miaoli Sanyi Travelling Homestay (4.0)
環島初日にして加減が分からず
150kmも走ってしまった結果、
苗栗の郊外「三義」に宿泊。
アットホームな雰囲気の、
The バックパッカー宿!
という感じのゲストハウス。
スタッフのお兄さんが
優しいナイスガイでした。
共同シャワールームに
トイレが備え付けられてるので
トイレもびしょびしょになりがち。
Miaoli Sanyi Travelling Homestay (苗栗三義正在旅行民宿)
* Booking.comに飛びます
1泊 650元 / ドミトリールーム(日曜夜 料金)
価格:★★★★☆
接客:★★★★★
立地:★★★☆☆
施設:★★★★☆
充電:★★★★☆
個人的評価:4.0 / 5.0
【備考】
・自転車は屋内に駐輪可
・洗濯機はないが、手洗い用に洗剤&脱水機完備
・個別ロッカーなし
Day 2 - 台中: 後輩くん家にお泊まり
台中住まいの後輩くんの
お言葉に甘えさせてもらって、
彼の立派な持ち家にお泊まり。
後輩くんが台湾に住み始めたのは
仕事がきっかけでしたが
台湾人の奥様と結婚して一児のパパに。
情報発信もお手のもので、
現地目線のディープなローカルネタを
ブログやYoutubeで発信しています。
ブログ:ぽずかふぇ@台湾
Youtube:台ぶらちゃんと台湾旅行
もちろん台中の観光スポットも
後輩くんに教えてもらいました。
Day 3 - 日月潭: Yong Guan (4.2)
日月潭は台湾で有名な湖の名前で、
屈指のリゾート地でもあります。
この日に泊まったお宿は、
伊達邵商店街という観光スポットに
徒歩数分で行ける好立地。
ただ、日月潭が広すぎて
その商店街へのアクセス自体は
ちょっと悪かったかな。
それでも施設は清潔な雰囲気で、
そしてセキュリティも万全。
気持ちよく泊まることができました。
ちなみに台湾茶とコーヒーが
飲み放題なのも嬉しいポイント。
Yong Guan (湧泉民宿)
* Booking.comに飛びます
1泊 699元 / ドミトリールーム(平日料金)
価格:★★★★☆
接客:★★★★☆
立地:★★★★☆
施設:★★★★★
充電:★★★★☆
個人的評価: 4.2 / 5.0
【備考】
・自転車は屋内に駐輪可
・ランドリーなし
・個別の鍵付きロッカーあり
Day 4 - 嘉義: Planet 23 (4.6)
今回の環島旅で宿泊した中で
トップ3に入る素敵なお宿。
おそらくまだオープンしたてで
内装や設備はほぼ新品でした。
(2023年5月現在)
コーヒーやパンが無料提供なので、
チェックアウト前に朝ご飯を食べながら
ゆっくり過ごすことができました。
そして何より、
スタッフさんの接客がとても良かった!
宿泊費もリーズナブルのため、
またリピートしたいお宿です。
Planet 23 (享綻二三星球旅館)
* Booking.comに飛びます
1泊 583元 / ドミトリールーム(平日料金)
価格:★★★★★
接客:★★★★★
立地:★★★★☆
施設:★★★★★
充電:★★★★☆
個人的評価:4.6 / 5.0
【備考】
・屋内に自転車駐輪可
・洗濯機、乾燥機完備(有料:それぞれ20元、10元)
・個別の鍵付きロッカーあり
Day 5 - 台南: Queit Hostel - Minquan Inn (4.6)
こちらも激推し宿の一つで
人情味のある接客が印象的でした。
何かと話しかけてくれて、
気遣いをしてくれるスタッフさん。
「冷蔵庫に果物あるから食べてね」
なんて言われたときには
おばあちゃんを思い出して
泣きそうになりました。笑
そして宿泊費は環島旅の中で
こちらのお宿が最安値。
壁が薄くて音漏れはありましたが、
耳栓があれば問題ないレベル。
節約旅には欠かせないお宿でした。
Queit Hostel - Minquan Inn (清淨背包客棧-民權館)
* Booking.comに飛びます
1泊 400元 / ドミトリールーム(平日料金)
価格:★★★★★
接客:★★★★★
立地:★★★★★
施設:★★★☆☆
充電:★★★★★
個人的評価:4.6 / 5.0
【備考】
・屋内に自転車駐輪可
・洗濯機、乾燥機完備(有料:それぞれ10元)
・個別の鍵付きロッカーあり
Day 6 - 高雄: Uno Backpackers Inn (4.2)
可もなく不可もなく、
一晩寝るには不自由ないお宿。
なかなかの大型施設のため、
ザ・マニュアル通りという感じの接客。
エントランスを出ると、
すぐ高雄の地下鉄出入り口があり
隣駅は六合夜市のある美麗島駅。
立地の良さは抜群です。
不満点を挙げるならば、
ドミトリータイプの部屋にある
上段ベッドへの階段が超狭い点。
あれはスーパーモデルじゃないと
なかなか上れないっすよ。。
Uno Backpackers Inn (Uno青年旅舍)
* Booking.comに飛びます
1泊 550元 / ドミトリールーム(金曜夜 料金)
価格:★★★★★
接客:★★★☆☆
立地:★★★★★
施設:★★★☆☆
充電:★★★★★
個人的評価: 4.2 / 5.0
【備考】
・自転車は屋内に駐輪可
・個別の鍵付きロッカーあり
・洗濯機(50元)、乾燥機(金額は乾燥時間次第)完備
・屋上に物干し竿あり
Day 7 - 墾丁: Kenting My Home (4.2)
台湾最南端にあるリゾート地、
墾丁で泊まったときのお宿。
リゾート地での土曜日宿泊でしたが、
宿泊費は意外とリーズナブル。
施設はおしゃれな雰囲気。
どこかアメリカンな感じ?
しかもサービス提供の品目が驚きで、
カップ麺とソフトドリンクが無料。
ほぼ言うことなしのお宿でしたが、
個室内の空調だけが惜しい。
ドアを閉めると空気が籠ってしまい、
個室内は次第に蒸し暑くなりました。
正直、夜は寝苦しいほど。。
換気のためか小型送風機はありますが、
ガンガン送風しても状況は改善されず。。
それ以外は最高のお宿と言っていいでしょう。
Kenting My Home (墾丁My Home)
* Booking.comに飛びます
1泊 702元 / ドミトリールーム(土曜夜 料金)
価格:★★★★★
接客:★★★☆☆
立地:★★★★★
施設:★★★☆☆
充電:★★★★★
個人的評価:4.2 / 5.0
【備考】
・屋内に自転車駐輪可
・ランドリー設備はない
・宿の外にコインランドリーがあるが高い(100元/回)
Day 8 - 車城: Checheng Backpackers Hostel (4.4)
環島の難所である峠を越える前、
山のふもとにある街が車城。
ここは思い出ベスト1位の良宿でして、
昔ながらの民宿という雰囲気の
家族経営の超アットホーム宿。
共用スペースや廊下の壁一面に
過去の宿泊者の写真がびっしりあって、
愛され具合が窺い知れます。
オーナーのおじさんが
「日本人もたくさん来たよ」と
各写真の思い出を語ってくれました。笑
こういう交流も旅の醍醐味ですね。
施設内の設備は綺麗ですが、
決して新しいとは言えない年季のため
抵抗感がない方にはおすすめのお宿。
Checheng Backpackers Hostel (車城背包客棧)
* Booking.comに飛びます
1泊 450元 / ドミトリールーム(日曜夜 料金)
価格:★★★★★
接客:★★★★★
立地:★★★☆☆
施設:★★★☆☆
充電:★★★★★
個人的評価:4.4 / 5.0
【備考】
・中庭の屋根下に自転車駐輪可
・洗濯機は無料、中庭には物干し竿あり
・ベッド脇に電源コンセントあり
Day 9 - 台東: Home Rest Hotel 2 (4.2)
環島の難関である峠を越えた後、
台東で泊まったのがこちらのお宿。
ドミトリータイプでの宿泊でしたが、
施設はほぼホテルみたいなもので
とても綺麗で快適に寝られました。
まず地味に嬉しかったのが、
タオルとペットボトル水の提供。
ホテルなら普通のことですが、
ここまでのゲストハウスでは
意外と少なかったんですよね。
さらに無料の朝食付きです。
無料とはいえショボいわけではなく
ちゃんと満足できる内容でした。
台東にしては宿泊費お高めですが、
環島終盤に差し掛かるあたりで
体力回復させるには最適のお宿です。
Home Rest Hotel 2(台東鴻瑞輕旅)
* Booking.comに飛びます
1泊 720元 / ドミトリールーム(平日料金)
価格:★★★★☆
接客:★★★★☆
立地:★★★★☆
施設:★★★★☆
充電:★★★★★
個人的評価:4.2 / 5.0
【備考】
・フロント横に自転車駐輪可
・ランドリーなし
・ベッド脇に電源コンセントあり
Day 10 - 玉里: On My Way Yuli Hostel (4.6)
玉里で泊まったこちらも
個人的環島宿トップ3の一角を担うお宿。
共用スペースには謎のアイテムが
所狭しと並んでいるカオスっぷり。
なのですが、
施設はしっかりとしていて
シャワーやトイレも新しくて綺麗。
ウォシュレットがあるのもポイント。
洗濯機が無料で使えるのも、
地味に嬉しかったですね。
オーナーは少し無愛想でしたが、
何だかんだで宿泊客思いの
いいお兄さんでした。
On My Way Yuli Hostel (途中玉里青年旅舍)
* Booking.comに飛びます
1泊 587元 / ドミトリールーム(平日料金)
価格:★★★★★
接客:★★★★☆
立地:★★★★☆
施設:★★★★★
充電:★★★★★
個人的評価:4.6 / 5.0
【備考】
・屋内に自転車駐輪可
・洗濯機無料、乾燥は物干し竿で
・ベッド脇に電源コンセントあり
Day 11 - 花蓮: Welcome Hostel (4.2)
太魯閣(タロコ)国立公園で有名な
花蓮で泊まったお宿がこちら。
宿泊客の置き土産であろう
大量の物資が共用スペースを占有。
人気の宿ということでしょうか。
確かにオーナーは優しいし、
設備についても何の不満もなく
環島旅で第2位の宿泊費の安さも魅力的。
花蓮駅からは遠いですが、
台湾最大級夜市の一つである
東大門夜市は徒歩圏内です。
注意点を挙げるとすれば
自転車の屋内駐輪は不可、
ということですね。
屋外の敷地内に駐輪はできますが、
防犯意識が高い方には不向きかも。
歡迎光臨_Welcome Hostel
* Booking.comに飛びます
1泊 416元 / ドミトリールーム(平日料金)
価格:★★★★★
接客:★★★★☆
立地:★★★★☆
施設:★★★☆☆
充電:★★★★★
個人的評価:4.2 / 5.0
【備考】
・自転車駐輪は屋外
・ランドリー設備はない
・ベッド脇に電源コンセントあり
Day 12 - 礁渓: East Hostel (4.0)
日本の温泉街にそっくりな
礁渓で泊まったときのお宿です。
ここには温泉設備はないのですが、
「森林風呂」という温泉施設が近いため
素泊まり感覚で問題ありません。
落ち着く雰囲気のおしゃれな内装で
快適に宿泊できる上に、
温泉街にしてはリーズナブルなお値段。
ただ、ちょっとした不満もちらほら。
まず、部屋の隅に綿ぼこりが溜まっていて、
お掃除レベルは低めなのかな。
また、チェックアウト前に使用済みリネンを
自分でフロントに持って行く作業も
面倒といえば面倒。
早朝に出発したかったので、
他の宿泊客を起こさないように
リネンを剥がす作業は疲れました。笑
まぁその分お安いのかもしれませんね。
East Hostel (東旅背包客)
* Booking.com掲載は辞めたらしくリンク先はExpediaです
1泊 536元 / ドミトリールーム(平日料金)
価格:★★★★★
接客:★★★☆☆
立地:★★★★☆
施設:★★★★☆
充電:★★★★☆
個人的評価:4.0 / 5.0
【備考】
・屋内に自転車駐輪可
・鍵付きロッカーあり
・ランドリー設備あり(洗濯機・乾燥機、各40元)
・ベッド脇に電源コンセント・簡易デスクあり
まとめ
べらぼうに宿泊費が高かった
台北のゲストハウスを除いて、
どのお宿も快適に過ごすことができました。
一覧としてはこんな感じです ↓↓
評価点ランキング
【 4.6 】
嘉義: Planet 23
台南: Queit Hostel - Minquan Inn
玉里: On My Way Yuli Hostel
【 4.4 】
車城: Checheng Backpackers Hostel
【 4.2 】
日月潭: Yong Guan
高雄: Uno Backpackers Inn
墾丁: Kenting My Home
台東: Home Rest Hotel 2
花蓮: Welcome Hostel
【 4.0 】
苗栗: Miaoli Sanyi Travelling Homestay
礁渓: East Hostel
【 3.6 】
台北: Bouti City Capsule Inn
環島に挑戦する人たちの
参考になればとても嬉しいです。
それでは素晴らしい環島を!